平城宮跡
平城宮跡に行ってきました。
私が子供だった頃は、この辺りには、写真のような建物はなにもなく、
いくつかの遺跡の跡と発掘資料館があるだけで、
あとは広大な野原が広がっている公園という印象でした。
今では奈良時代の建物の復元工事が進み、ずいぶんと雰囲気も変わってきましたね。
1998年に、朱雀門、東院庭園の復元。
2010年に、第一次大極殿、公園南側の資料館等の施設の整備。
昨年2022年には大極殿の南門が復元。
現在は、南門の隣に東楼(見張り台のような楼閣)が建設中。
きっと、奈良の新しい観光地として、これからますます整備され、
発展していくのだと思います。
ただ、この広々とした空間をいつでも味わえるように、
建物を作りすぎず、賑やかにしすぎないで欲しいという気持ちもどこかにありますね。
わがままですが。
とにかくここは、空が広くて気持ちがいいですね。
海で水平線を眺める以外に、
これだけ広い空を眺めることができる場所というのも、
なかなか貴重なのではないかと思います。
この電車から眺める車窓風景もまた良いものです。